ニュースレターNo.42(2024年12月発行)

2024年12月27日

 今年の春はびわ博ギャラリー展示「鉱物・化石展2024 大地に夢を掘る」を開催することができ,皆様にご協力頂きまして,ありがとうございました.多くの来館者の方々に展示をご覧いただき,滋賀県内外の鉱物・化石の魅力を知ってもらう機会となりました.さて,毎年恒例の地学研究発表会を実施したいと考えています.

第38回 地学研究発表会のご案内

今回の研究発表会は,琵琶湖博物館で開催いたします.

発表会の要領は以下のとおりです.

多数のご参加とご発表をお待ちしております.

日 時:2025年2月9日(日)

 午後1時30分~5時00分(予定)

◆場 所:琵琶湖博物館 セミナー室

◆講演の申込み・講演要旨の締切:2025年1月31日(金)

演題の申込み方法,講演要旨の書き方は,下記をご覧ください.

 今年度も演題と講演要旨の申込みは,同時に行います.

その他当日に紹介したい本や資料がありましたら,ご持参ください.

 最近の調査状況や今後の研究に向けて,以前調査した内容のその後など,未公表の調査結果を、ぜひ発表してください. 

 *懇親会:現在未定です.社会情勢をみて決めたいと思います。.

発表会のプログラム・講演時間

詳細は,次号のニュースでお知らせします.


研究発表会の発表について

1)発表方法は,口頭発表でお願いします.

2)使用できる機材は,コンピュータ(ウインドウズ)と液晶プロジェクターです.

  たくさんのメモリーを使用する画像を入れたファイルやマッキントッシュのコンピュータを使用される方はご持参ください.

3) その他の方法を希望される方はご相談ください.

4) 発表時間は,一演題15~20分程度です.正式な時間は,次のニュースレターでプログラムをお知らせします.ご希望の時間がある場合は,ご連絡ください.


講演要旨の書き方・講演の申込み方法

 当日参加者に配布する講演要旨原稿を以下の要領で作成して,1月31日(日)までに送付してください.そのまま印刷いたしますので,ご注意ください.講演要旨の到着をもって,講演の申込みとさせていただきます.

*MS-Wordファイル,または,テキストファイルをお送りいただけると,助かります.

講演要旨の送り先・方法

【送り先】

 〒525-0001 草津市下物町1091 琵琶湖博物館 地学研究室あて

 Fax: 077-568-4850,  E-mail: chigaku○biwahaku.jp(○を@にしてください)

【方法】

 郵送,ファックス,メール,どの方法でも結構です.

【要旨作成の例】

講演要旨の様式例
講演要旨の様式例

気になる本

火山のきほん 

下司信夫 著・斎藤雨梟 絵  誠文堂新光社(2023年、143pp、ISBN978-4-416-52329-2)

 この本は,絵の担当者があるように,豊富なイラストで親しみやすい本です.火山噴火の形態やマグマと鉱物生成など,火山活動に関係する事柄が広く取り上げられていて,火山を理解するための基本的なことが取り上げられています.また、1つのトピックが見開き2ページずつ紹介されています.そのため,時間がなくて本をじっくり読めないという方や,火山の本でわかりやすいものはないか?と探している方にもおすすめです.(里口保文)


アンモナイト学入門 殻の形から読み解く進化と生態 

相場 大佑著,誠文堂新光社, 東京. 2,200円+税 (2024年,277 pp,ISBN978-4-416-52416-9)

 古生物の中でもとくに人気の高いアンモナイト.本書はそんなアンモナイトについて分かりやすく紹介した一冊です。アンモナイトの殻のつくり,起源と進化,そして絶滅といったおなじみの話題から,その成長や生息場など,生き物としてのアンモナイトの生態も解説しています.広い海の中で,どのくらい深いところまで生息していたのか,どんな姿勢で泳いでいたのか,さらにはアンモナイトが化石になるまでの過程なども紹介.(半田直人)



県内の博物館情報


●多賀町立博物館

「多賀町立博物館研究発表会」

開催時期:令和7年3月8日(土)13時30分〜17時

 会場:多賀町立博物館

 問い合わせ 多賀町立博物館 0749-48-2077

  • 〒522-0314 滋賀県犬上郡多賀町四手976-2
  • URL:https://www.town.taga.lg.jp/akebono/museum/



編集後記:感染症対策緩和の影響か,今年は例年にも増して,たくさんの方に琵琶湖博物館がお越しになりました。春のギャラリー展示では,普段見ることのできない鉱物・化石を見学する機会とあって,来館者の皆様に楽しんでいただくことができました。ご協力いただいた方々には改めて感謝申し上げます。また,びわ博が実施した第2回クラウドファンディングでも多くのご支援と応援を頂きました。来年の新水槽完成に向けて頑張っておりますので,皆様どうぞ楽しみにしてください.来年もみなさんにとっても良い年になりますように,どうか年末年始ご自愛ください(半田).

滋賀県草津市下物町1091琵琶湖博物館 地学研究室内
(c) 地学研究発表会 after1997
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